鮮やかなグリーンが特徴的なデマントイドガーネットと
ダイヤモンドのリングです。
強い光沢と美しい色合い、整ったカットの上質なデマントイド
ガーネットは、リングの推定制作年代から、当時の
産出地であるロシア・ウラル地方のものと考えられます。
またその稀少価値をより高める、馬の尾の形状をした
"ホーステール" と呼ばれるインクルージョンがはっきりと
確認できます。
周囲を取り巻くダイヤモンド八石それぞれには、オールド
ヨーロピアンカットやオールドマインカットに近似した、
アンティークダイヤモンドならではのカットが施されています。
ダイヤモンド各石の直径は約1.5〜2ミリ程度。
透明度も高く、他のカラーストーンをセンターに据えた場合、
ともすれば色褪せて見えてしまう可能性もあるほどに
きらきらと眩く輝く中、デマントイドガーネットの存在感は
けして損なわれることがありません。
石名の "デマントイド" とは "ダイヤモンドのような"の意、
まさにその名の通りの煌めきがあるからこそなのでしょう。
二種の宝石がそれぞれの魅力を最大限に発揮しさらに
引き立て合う、大変華やかな作品です。
年代 1900年代初頭頃
国 イギリス
素材 デマントイドガーネット ダイヤモンド 18金(刻印あり)
サイズ 13号
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