ダイヤモンドとエメラルドをあしらったピアスです。

上部のリボンモチーフには、一石のエメラルドと七石の
ローズカットダイヤモンドを使用。
鮮やかなグリーンを中央の結び目に据え、その両サイドに
広がる輪の部分は、よく見ると僅かに大きさや形、
セットしているダイヤモンドの石数も左右で異なることに
気が付きます。

リボンの柔らかさや翻る様子がリアルに伝わってくるのは、
一見しただけでは分かりにくい細部にまでこだわって
制作されているからなのでしょう。

リボンに続く一輪のフラワーモチーフは、愛らしく
揺れるデザインです。
花びらには六石のエメラルド、その中心には面数の多い
ローズカットダイヤモンド一石を配しています。
小さな葉の一枚一枚にも直径1ミリほどのダイヤモンドを
極小の爪で留めた、大変丁寧なつくりです。

渋味のあるシルバー、濃いエメラルドの色合い、強く
上品なローズカットダイヤモンドの輝き、そして
百年以上もの長い年月、様々な要素が、可憐なモチーフに
大人の女性に相応しい重厚感を纏わせています。

年代　　1800年代後期
国　　　ヨーロッパ
素材　　ダイヤモンド エメラルド ゴールド シルバー
サイズ　約3cm×1.3cm

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