20世紀半ば頃製、六石のダイヤモンドとホワイト
ゴールドのリングです。
同時代にフランスの有名ジュエラーが採用し
人気を博した、縄様のモチーフをあしらっています。
縒った金線と環状の装飾を三層に重ね、中央には
ブリリアントカットのダイヤモンドをセット。
渦を巻くようなデザインが地金部分をより立体的に
見せています。
また正面から眺めると、爪留めで持ち上げられた石から
シャンクの片側にだけさらりと流し飾った縒り線に
至るまでの高低がいっそう奥行を感じさせ、
その頂で輝くダイヤモンドの存在感をますます
際立たせているのです。
左右非対称のデザイン、一部にのみ配した小さな
シングルカットダイヤモンド、隙間を持たせた
軽やかなシャンク等、全体にモダンで洗練された
印象が漂います。
年代 1940〜1950年代頃
国 ヨーロッパ
素材 ダイヤモンド ホワイトゴールド
サイズ 9号
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