アンティーク アメシスト パール ゴールド カメオ ブローチ

19世紀半ば〜後期頃製と推測される、アメシストの
カメオです。

髪を飾る葡萄の葉から、モチーフは酒の神バッカスの
巫女、バッカンテと考えられます。
固く彫刻が難しいため、けしてカメオに適した素材とは
いえないアメシストを用いたのは、葡萄酒を思わせる
色彩の中に女神の姿を見出だしたからなのかもしれません。

またその美しい紫色が、古くから聖職者や高貴な人々に
尊重されてきたことも、アメシストを使用している理由の
一つでしょう。

丁寧に磨き透明感際立つ背景と、艶を抑えた肌や髪の
質感の対比表現、上品な目や口元、髪のカールの
細やかな描写には、高い技術力を必要とします。

カメオを取り巻くハーフパールのセッティング、
金線を縒りぐるりと二重に巡らせたフレームのデザイン、
つくりの良さからも、このカメオの持ち主が紫色を好み、
優れた制作者の手による作品を所有することが可能な、
特別な身分であったことが想像できるのです。

貝や瑪瑙等と比較し素材として一般的ではなく、また
直径約2.5cmと存在感溢れるサイズも考えあわせると、
大変希少性の高い作品といえるのではないでしょうか。

年代  1800年代中期〜後期
国   ヨーロッパ
素材  アメシスト ハーフパール ゴールド
サイズ 直径約3.5cm

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型番 gj18050
販売価格
350,000円(税込)
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